吉原を歩く――吉原神社

DSCN0510.JPG吉原神社

吉原神社

 「吉原大門」からS字の坂を入っていくと、右側に見えてくるのが吉原神社である。吉原遊郭の栄枯盛衰を見守り、遊女の祈りを聞いてきたであろうこの神社は、浅草七福神の1つとしての顔を持つ。

浅草七福神の1つ

女性に御利益

女性の祈願を聞いてくれる 吉原の鎮守の社として知られる。古書には花魁が参拝したと記されており、吉原の栄枯盛衰を見守ってきた神社である。

 境内には、かつての吉原の地図が掲示されている。2500円で買える。

 吉原神社ができたのは1875(明治8)年に遡る。それまで吉原遊郭にまつられていた5つの稲荷神社を合祀した。1923(大正12)年の関東大震災のあと、今の場所に移った。1935(昭和10)年には吉原弁財天を合祀した。

 吉原遊郭の遊女たちの喜怒哀楽を見つめてきた歴史があるからだろうか、「幸せを祈る女性」への御利益があると言われる。また、商売繁盛や芸妓上達などの御利益も期待できるという。

 最近はスピリチュアルの分野で有名な江原啓之さんがオススメしていることでもさらに注目を集めるようになった。何でも「女性の悩みにいい」のだそうな。やはり吉原神社がその場所柄遊女たちの祈りや願いに耳を傾けてきた歴史が背景にある。

感想

 吉原神社には明るさを感じた。遊女の霊を慰める寺とは役割が異なるからだろう。

 浅草七福神の1つになっており、正月期間中は甘酒の接待を受けることができる。正月期間中以外は無人である。

浅草七福神

 吉原神社のほか、浅草寺、浅草神社、待乳山聖天、今戸神社、不動院、石浜神社、鷲神社、矢先神社を指す。

 「あれ? 9社寺あるぞ?」と不思議に思うかもしれない。浅草名所七福神会によると、「九は数のきわみ、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩でありあつまる意味をもち、また、天地の至数、易では陽を表す」という古事から、9社寺になったという。.

近いのは鷲神社

DSCN0517.JPG 吉原神社や吉原弁財天から近いのが鷲神社だ。歩いて数分の距離だから、せっかくなので行ってみたい。開運や商売繁昌、家運隆昌、子育て、出世の御利益があるとされる。酉の市にはごった返す。